2008年5月10日土曜日

SIX FEET UNDER #52「純白」

今回の死人

冒頭、自分の言いたいことをハッキリ言えない事を悩む女性が、セラピストとのカウンセリングを機に、友達や父親に自分が感じてる事をありのままに告白し始める。恋人にもそうしたところ、カッとなられて座ってたアンティークの椅子を取り上げられた際に暖炉の薪用真鋳台に目が刺さって死亡。


リサとネイトの結婚ビデオを見て、自分達の挙式を想像するブレンダ。その中で、リサと義弟ホイトが言い合ってるシーンを目にするネイト。ブレンダは妊娠後どうも調子がおかしそう。


ジョージの病気が深刻に。ルースは独りで看病にほとほと疲れています。クレアも美大休学して、ビリーと付き合うようになり、自分の間違った選択をクレアが笑ってるんじゃないか…そのことでクレアと距離がある様子。結婚式の写真をクレアが撮影中、ジョージがジャケットにワインをこぼしたのを撮ったクレアにルースが激怒、クレアをビンタしてしまう。


クレアはビリーと付き合い始めるが、姉ブレンダに対する双極性障害を持つビリーが、ブレンダとネイトの結婚で、症状が再出しないか心配している。


フェデリコはフィッシャー家に居候しながら、離婚後独身になって、恋人模索中。ルースはジョージとの結婚を急ぎすぎたと感じ始めて、フェデリコに一時の感情に流されたらダメとアドバイス。バネッサとの関係は、離婚後の方がうまくいってる感じ。フェデリコはまだ未練がある様子。


結婚式二日前、ブレンダが流産。結婚式を延期しようと言うネイトにブレンダは意地をはって予定通りに式を挙げたいと言う。ブレンダは流産したことを恥と思い、みんなに妊娠したことを言いふらした事を後悔する。母マーガレットは流産したことを察知、よくあることだと娘を励ます。



デビット&キースはほかのカップルより一番安定している感じで、養子を取るか、はたまた代理母を選ぶか検討中。血縁を重視して代理母を望むキースに対して、親のいない恵まれない子達が大勢いる中で、子供を育てる上で血縁は関係ないとデビットは言う。結局どっちも育てようという結論に。


ネイトはブレンダとの子供がダメになった事、母親ルースの事でどうして幸せになろうとする自分にはなんでいつも不幸がつきまとうのか悩む。


―感想―
一年ぶりについに始まった最終シーズン。決してスッキリ感がない、ドンヨリと重たくて虚しい空気の中で、それでも前向きに幸せになろうとする人々の姿を描いたヒューマン系ドラマの最高峰といわれるだけあって、観てていつも自分の生き方について、考えさせられる事が多い。

ジョージがあんな深刻な状態になってるなんてショック。ルースは気の毒だけど、心の底ではこうなる事がわかってたなら、こんな男と結婚しなきゃよかったって気持ちがあるような気がする。

ネイトも度重なる不幸で、被害者意識をかなりもってる感じ。でもいろいろあってもS4でリサとの事が一応きりがついたので、何でも前向きに考えようとしてる気持ちはわかる。

フェデリコも一度の過ちで家庭を奪われた割には前向き。でも本音はやり直したい気持ちでいっぱいなんだろう。デビット&キースはどうなるんだろう、ゲイのカップルが子供をもって家庭を築くドラマって、まともに見たことないから期待したい。

今のビリーはかっこよくてステキ。クレアは今の髪型が一番似合ってる気がする。お互いがアーティストだから、これからなにかと問題おきそうな予感。

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