2008年8月20日水曜日

DR.HOUSE S3 # 12  「同室のよしみ」

-あらすじー

外来診察がどうもかったるいハウスは、あの手この手で患者を帰らせようとしたり、トンズラして公園でサボったりしています。
その中で、ハウスはSTDかどうかを診察に来た若い女性を診ます。彼女の結果は陽性。実は彼女はレイプされたのだと告白します。

カウンセリングの為に精神科医にまわそうとしたハウスですが、患者はハウスにそのまま主治医でいてほしいと願い出ます。患者のメンタルケアには全くの無頓着なハウスは、どうしたものかと困り果てますが…。三人のスタッフにアドバイスを受けたり、作り話を身の上話のように語るも、彼女の心を開くことができません。

何度もあきらめようとするハウスでしたが、「誰と同室になるかによって人の人生は決まるんだ」という彼女の言葉から、彼女を見捨てられずにいました。後に彼女がレイプによって妊娠してる事実が分かり、産む産まないで話は複雑に…。

ハウスは彼女を散歩に連れ出します。彼女に、あなたの悲しみを感じたと言われたハウスは、身の上話が、祖母ではなく、実父との関係だったという事実を語ります。それを聞いて彼女は事件に至った経緯を話し始めました。

一方のキャメロンはガン末期のホームレスのお爺さんを担当します。彼は治療を拒み、最期をみとってもらおうと病院にやってきたのでした。この手の話にどうも弱いキャメロンは、彼に同情するも彼の意に反して治療しようとします。しかし男は断固拒否し、「自分を覚えていて欲しい。これで何かが変わったんだと思われて死にたい。」と口にします。キャメロンは納得しない様子でしたが、彼の最期を看取ることになります。


-感想-
今回から自分の観た感想の評価を☆マーク5つで表現します。

★★★☆☆(3/5)

今回はいつものギリギリ救命シーンは無く、ハウスのメンタルな部分に触れるストーリで他の回と違った趣向でした。ハウスもやればできるじゃんって感じでしたが、実父との関係がどうもギクシャクしていたのはそういう訳だったんだという事実が発覚しました。詳しくは分からないけど、どういう風に厳格だったんでしょうかね…。期待に潰されてあんなひねくれた性格になったとか…。
「同室のよしみ」っていうタイトルがなんかいいです。確かにめぐり合う人によって人生は決定付けられるという考えは納得です。いい人に出会えるか出会えないかというのは大きいですからね。

キャメロンにどんぴしゃともいえるべき患者がやってきました。彼がどういう事を訴えたかったのかがイマイチ感じ取れませんでしたが、手の施しようがなくなった患者に対する彼女独特の思いというか愛情を改めてかんじるシーンでした。

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