2008年8月3日日曜日

DR.HOUSE S3 #10 「取引」

先週見逃してしまったけど、今週はなんとか…、でも感想を書く時間が無くてようやくです。


トリッタとウィルソンはハウスの件で取引を相談し、ハウスにリハビリ施設に入所することを提案しますが、ハウスは断固拒否。(…トリッタに盾突いてる状況じゃないと思うけど。)


カディに処方してもらおうと頼みに入った際、彼女が診察していた低身長症の女性アビゲイルが今回の患者。気胸と貧血の症状の原因を探ります。

ハウスは肝臓に問題があると指摘しますが、カディが出てきてハウスを取引に応じるように勧告、彼をチームから外します。カディの下でスタッフは肺のMRIをとることになりましたが、検査中にアビゲイルが吐血。ハウスの感がどうも正しいようです。


ハウス抜きでのミーティングですが、フォアマンは肝生検、チェイスは家宅捜索を担当しますが、キャメロンはウィルソンの意見に反発。トリッタになびいたウィルソンに一言ありそうな様子です。

カディのデスクの引き出しからバイコディンを盗もうとするハウス。意見を聞きにやってきたフォアマンに、アドバイスのかわりに引き出しの鍵を開ける取引をします。前科ありのフォアマンは簡単にあけますが、残念ながらお目当ての薬は入っていませんでした。

ハウスのアドバイスどおり、すい臓を検査したフォアマンに対し、カディとウィルソンはハウスの意見を鵜呑みにするなと注意します。ハウスとの関りを絶たれた状態で、スタッフはますます仕事がやりにくくなります。

町のクリニックに仮病を使って薬を処方してもらおうと企むハウスですが、バイコディンは初診の患者には処方しない規則になっている事にブチ切れ、医師であることもバレてしまって、計画は大失敗。

肝臓の再検査をしようとしたところで、アビゲイルの意識がなくなります。あまい臭いで糖尿病による昏睡状態だと察したフォアマン。ハウスのアドバイスが正しかったことを悟ります。
カディが自宅にいるハウスに意見を求めに訪ねますが、ハウスは徐々に禁断症状が出てる様子で、薬を処方しない限り診ないと頑なに拒否します。

アビゲイルの症状は全身に広がっていきますが、ミーティングでも主だった解決法が見当たりません。とりあえず腰椎穿刺と抗体検査で状況をうかがうことにします。

ハウスを尋ねるキャメロン。自分で腕を切って脳内麻薬の分泌で痛みを和らげているハウスにキャメロンは同情はするものの、薬を渡すことは拒否します。
今回はカディも本気だと告げられたハウスは、患者の考察をキャメロンに語りだします。病歴の中耳炎が引き金となって症状がでたためだとし、スチル病のためステロイドを投与をしろとアドバイス。

病院に来たハウスは、ウィルソンに吐き気を抑える為にメトクロプラミドを処方してと頼みますが、それも拒否されてしまいます。
ハウスは唯一の親友であったウィルソンの意思の固さを思い知らされるハメに。

頼みの綱が全て断たれたハウスは、遂に医師としてやってはいけない行動にでてしまいます。ウィルソンの患者であるガンで死亡した男性の薬を盗んでしまいますが、ウィルソンはそれをお見通し。ハウスから薬を取り上げます。

アビゲイルの方は、ハウスの意見からスチル病の治療をはじめたことで状況はよくなります。
ウィルソンは苦しい立場に追い込まれ、それでもまだ何とかハウスの状況がよくなるようにと、トリッタを説得しようとするも、逆に証言拒否するなら召喚し、捜査妨害で起訴すると脅される始末。

ボロボロになっていくハウス。例のウィルソンの死亡した患者の薬を薬剤師を騙して入手します。

よくなったと思われたアビゲイルが耳と口から出血。スタッフの意見は堂々巡りで埒が明きません。仕方なくカディはバイコディンを持って、食堂にいるハウスに意見を聞きにきましたが、ハウスの禁断症状は治まっていました。薬を飲んだことにカディは呆れます。

ひらめいたハウスは脚のレントゲンをとり、低身長症が遺伝じゃない可能性を示唆し、成長ホルモンの欠乏症だと推測。結局、ウィルソンが主張していたガンの症状とキャメロンが主張する自己免疫疾患が組み合わさった症状が出るランゲルハンス細胞組織球症(すごい長い病名)だと断言します。

ハウスは、低身長症が遺伝ではなく治療可能だとアビゲイルに説明しますが、アビゲイルは個性を主張して治療を拒否します。ハウスは母親に彼女の人生を考えるようにと忠告し、母親が説得、アビゲイルは治療に同意しました。

イブの夜帰宅して母親に電話するハウスでしたが、ウィルソンが訪ねてきたときには薬の取りすぎで床にぶっ倒れていました。
薬の殻のケースを診て自分の患者から盗んだものだったと知るウィルソン。今度こそ完全にハウスを見離して出て行きました。
ハウスは意を決して取引に応じるため、トリッタのもとを訪ねますが…時既に遅し、薬を盗んだ事が知られていて、刑務所行きが決定になったと告げられてしまいました。

-感想-

ハウス…酷くなる一方でした。お菓子食べるみたいにしょっちゅう薬かじってたから、絶たれると相当キツイんでしょうね。バイコディンってSFUのサラがベティーナに看病してもらってたときにハマッてた薬でした。最近朝のキャッチアップを観て思い出しました。ベティーナがストレスを紛らわすためにサラの薬を飲んでたのが笑えました。

「僕は捕まる方が多くの命を救える」って言ったウィルソンの言葉が感慨深くて、なんともいいセリフでした。末期ガン患者に死を宣告することが多い仕事に対する彼の心の内と、ハウスへの絶対的愛情を垣間見るセリフだと思いました。ウィルソンってハウスが絶好調のころはうっとおしいだけの存在に思えていたんですが…今回は違いました。

それにしても、ハウスがいないとどうにもならないのでしょうかね。カディやウィルソン、それに三人のスタッフも超一流なはずなのに。たった一人ハウスがいなくなっただけで、診療に不安をおぼえてしまう病院の体制も問題ありなんじゃない?って思ってしまいました。

トリッタがここまでの威力を発揮するとは…。実刑ならドラマ自体ジ・エンドになるからそれはありえないと思うんですが、ハウスの行く末がどんな展開になるのか楽しみです。



2 件のコメント:

Garoto さんのコメント...

私もSFUの特番でバイコディンを確認。
こんなぶっ飛び薬をハウスはガンガン飲んでたのか・・とちょっと恐ろしくなりました。
でもハウスの場合はないとダメだし・・・

まだ今週の分を観てないんですが、旅行先でS4をちらっと観てきて、ハウスとウィルソンがとりあえず仲良く働いていたのでほっとしました。かなり病院の様子が変わってたけど。

匿名 さんのコメント...

>Garotoさんへ
旅行楽しまれたようですね。
AXNってアジア版と日本版って違うんですか…。初めて知りました。

最近ハウスはチェックをサボり気味で…。録画はするも、次回放送ギリギリに観るってパターンばっかり。

ハウスとその他のスタッフの人間関係がS1からずっと同じなのがすごくマンネリ感をかんじてしまいます。