2008年7月7日月曜日

DIRT S1#8 「子役スターの悲劇」

ルーシーは、先の何者かによるストーカーの件で警備と調査を依頼。
そこに70万ドルをはたいて契約したデイナとジョーイ・ペレスの結婚式が突如キャンセルという知らせがきます。3号分の特集を組む予定でいたルーシーは、緊急会議を招集します。


ウィラは倉庫でブレントバロウとの情事。どうやらセックスの主導権はウィラにあるよう。バロウに大人のおもちゃ(たぶんブットプラグだと思うけど…バロウ恥ずかし過ぎ…)を仕込んでいるようです。


施設から帰宅したジュリアはホルトとまた元に戻ったかに思えましたが、ホルトがジュリアのビデオテープをなぜ知っているのか、ホルトが何かを隠していると察します。対するホルトはルーシーと肉体関係だけのつもりがいつぞや本気に変化。ジュリアとの久々のセックスも不発に終わります。


大慌てて緊急事態の収拾をはかるルーシー、中止に至った経緯探るようデイナ側、ジョーイ側の担当に指示します。そんな忙しい最中、かつて子役で一世を風靡し、転落の人生を歩んだサミー・ウィンターがしつこく電話を入れてきます。記事にならないので、まったく相手にしないルーシー。

俳優のジョニー・ゲイジがルーシーのところにやってきて、デイナのレズビアンの相手ホープが破局にからんでいるというネタを、自分の記事を載せるという交換条件で暴露します。
読みが当たっていたルーシー。と、そこにホルトからの電話が…本気で恋しがるホルトにまんざらでもないルーシー。しかし今は特集記事ので緊急編成でかまってられません。


召集をかけたドンが到着。早速ホープの写真を撮りに行かせようとした時、一発の銃声が鳴り響きます。

銃をもった元子役スター、サミーウィンターでした。2発3発と威嚇射撃をしながら、編集部のスタッフを床に伏せさせます。いきなりルーシーの顔を銃で殴るサミー。それをみてドンが発作的に逆上し、さらに緊迫した状態に…。


全員を伏せさせたサミーは全員の通信機器を全て没収。全員を人質に立てこもるつもりです。しかも銃だけじゃなく腹にまいた時限爆弾をちらつかせます。


彼の要求は過去にTVガイド時代に依頼した特集を、記事にしなかったルーシーへその約束を果たさせることでした。まもなくパトカーのサイレンが聞こえます。襲撃時にスタッフが緊急の連絡ボタンをどうも押していたみたいです。

警察やマスコミがダートナウの周囲を包囲する中、ルーシーは要求どおりにサミーの記事の案を練りますが、ネタの乏しい彼に、全くいいアイデアが浮かばず、時間だけが過ぎていきます。
しかし立てこもりの様子をテレビ中継しているのを観て、この襲撃現場の事件ルポをルーシーとサミーの対談形式で8ページ分の特集にするのはどうかとサミーに提案。気をよくしたサミー。早速スタッフが編集に取り掛かります。


対談でサミーは全財産を持って、家族を見捨てた父親のことを話します。表紙に載せる写真を選ぶドンとルーシー。ドンはルーシーに、サミーに同情しているのでは?と尋ねます。父親が首吊り自殺した日の出来事を思い出し語るルーシー。ドンはルーシーを抱きしめました。


緊急事態で記事を組むため、銃を持ったサミーの相手をしていられないスタッフ。
ルーシーの電話番ケニーに飲み物が欲しいと頼むサミーでしたが、ケニーは忙しいので冷蔵庫にあるから自分でとれと言います。逆上したサミーはケニーの頭めがけて発砲、ケニーは即死、犠牲者が出たことで一気に凍りつく編集部スタッフ。サミーは自分がのけものにされていることに激怒します。


一方、倉庫室での情事をお楽しみ中に襲撃にあったウィラとバロウは、駆け込んできた掃除のオバちゃんと共に、倉庫で影を潜めて事態の収拾を待っていました。


血気盛んな掃除のオバちゃんが掃除用品の薬品を犯人の顔にかけてやるといって飛びだそうとするのを必死でとめるバロウ。その隙に興奮したウィラがドアを開けて外に出てしまいます。

倉庫から飛び出すウィラとバロウを目がけ、サミーが発砲。間一髪床に伏せて難を逃れます。それを機にサミーから銃を取り上げようと、サミーともみ合いになるドンとルーシー。床の上をすべっていく銃をジョニーが取り上げ、サミーに突きつけますが、打つ勇気のないジョニーは結局サミーに銃を取り上げられ、事態はまた逆戻り。

ルーシーに銃を突きつけるサミーをバロウが説得(おまけにブットプラグがポロりんと床を転がります…サイテー!)。サミーはスタッフに編集を再開させます。

事件発生から三日(そんな経ってたんだ…)。完成した雑誌の表紙を見て満足げのサミーは、自分の頭に銃を向けます。緊張するルーシー達。しかし彼は銃と時限爆弾をデスクに置き、一人出頭していき、三日続いた襲撃事件に幕が下りました。




-感想-

サミー役ビンセント・ギャロ、久々に見ました。いきなり「バン!」で襲撃してきたので観ててちょっとビックリでした。

浮き沈みの激しい芸能界、よく「姿を消した」とか「もう終わり」とか日本の芸能界でも口にされますが、これって言われる本人にとってはかなり耐え難い言葉です。追い討ちに家庭が崩壊していたとなると、普通の精神状態を保つだけでも大変なんだろうなって思います。ドラッグや酒におぼれてしまうのも解るような気がしました。

ブレントバロウは…正直観ててこっちが恥ずかしいです。あんたいったい何しに会社に来てるの?ってマジ突っ込んでます。いい加減ビシッとしたところ見せて欲しいですね、そろそろ。それにウィラにSっ気があるなんて…。先週から結構大胆だから不安です。
真面目な電話番ケニーが犠牲に。彼には確か妊娠中の奥さんがいたような…。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

やっぱ「事件から3日」みたいな設定だったんですね。そんなに立ってたのかって感じでしたね。電話番、新婚っていうか出来ちゃった婚寸前だった気が。気の毒~。

匿名 さんのコメント...

そうそう、そう言えば新居の家具選びとかを相談していたようなシーンもありました。

「事件から三日が経ちました」の報道で「え?!」って思わず言ってしまいました。

Garoto さんのコメント...

バロウとウィラに絡む掃除のおばちゃんとか、結婚前に不満を洩らすケニー(って名前だったんですね。知らなかった・・・汗)要所要所は見応えあったし、ヴィンセント・ギャロがドラマに出ちゃうんだ!と感激はしたんですが。

前回に引き続き何もしない警察にひたすら頭にきてました。
元子役スターの単独犯だってわかっているのに爆弾を恐れてどうするんでしょう?
3日間放置されてるのにやつれていない編集部の人たちも変すぎだし。

Dirtってゴシップネタ以外を扱ってはいけない事を痛切に感じました。

匿名 さんのコメント...

確かにやつれてないのが強引でしたね。
警察の対応は…ちょっとそこまでは気が回りませんでした。
自分的にはケニーの扱われ方が軽すぎて、そんな些細な事で人をこんなに簡単に殺してしまうのはどうかなって…。
これもネイトやコリンの影響だと思うけど、悲しんでたのも同僚の女性だけだったでしょ?あんまりですよねぇ…。