2008年7月2日水曜日

DR.HOUSE S3#6 「ケ・セラ・セラ」

消防隊員達が、3F自宅寝室で死亡していた体重270kgもある超巨漢男ジョージを壁を破って吊り出そうとしたところ、彼はまだ生きてて昏睡状態だった…。検査結果では糖尿病ではなかった為に昏睡状態に陥った原因が分からず、三人のスタッフ&カディはハウスの判断待ち。だが彼は11時を過ぎても出勤してこない。

留置所で一夜を明かしたハウス。ウィルソンが1万5千ドルの保釈金を払ってようやく釈放。ハウスは診察した刑事の自尊心を傷つけた腹いせに不当逮捕されたと説明、ウィルソンは弁護士を立てるべきだとハウスに忠告するが、ハウスは自分で自分を弁護するとかいって屁理屈をこねます。

大遅刻してオフィスに到着したハウスは、早速ピックウィック症候群で脂肪で胸が圧迫されて窒息状態になったと判断。キャメロンは家宅捜索に行きます。贅肉の厚さに驚くフォアマンとチェイスだが、チェイスは肥満の糖尿病患者を自己管理ができない愚か者だと批難。過去に何かいやな思いをしたんでしょうか…。

ジョージの家を詮索するキャメロンですが、彼の部屋の雰囲気がどことなくハウスの部屋に似ていると感じます。彼はは自宅ビジネスを営んでおり、内向的それに美食家のようでした。

検査の結果ジョージはピックウィック症候群ではなく、症状は悪化、発熱し始めます。ハウスはMRIを指示。しかしMRIの体重制限が200kgなので、強行に検査するか、破損するからやめるか、三人のスタッフは揉めます。しかしキャメロンは体重が199kgだと嘘をついて強引に検査しようとします。順調だった検査途中、いきなり覚醒。MRIに入ったまんま暴れだして案の定MRIを破損してしまうハメに…。


当然、カディに叱られるハウスですが、今回はキャメロンが自分の責任だと主張。「検査を拒否したことで患者に訴えられた時の賠償金よりは安く済む」という理論でカディを説得。発熱の原因が分からないので、フォアマンは副腎皮質刺激ホルモン測定を、キャメロンは性病検査のアイデアを出しますが、チェイスは様子をみて症状の進展をみればいいと、今回はやる気がない模様。

意識の戻ったジョージは退院したいと主張しはじめ、二人の検査もシロ。ウィルソンが患者とハウスをかけて皮肉った言葉にヒントを得るハウスは、遺伝性疾患が原因でないかと疑い始めます。しかし、ジョージには思い当たる節はなく、肥満を馬鹿にする態度にうんざりしてオカンムリ状態。そこにハウスの家が例の刑事の嫌がらせによって家宅捜索されていると電話が入ります。(病室って携帯禁止じゃないの!?。)

刑事はハウスの鎮痛剤のからケースを集めて、処方箋にハウスと違う名前で処方されているものがあることを指摘(なんというささいな嫌がらせ…)。

ジョージの退院に反対するキャメロンがハウスにすがりますが、ハウスは家宅捜索を受けた所以がウィルソンが刑事に何か漏らしたんだと思い込んでいて、ジョージの診察どころじゃない様子。

ジョージは退院しようとしますが、車椅子から立ち上がった瞬間目まいを起こし、ガラスの仕切り壁にキャメロンもろとも倒れ込みます。実は退院前にキャメロンがフェニトインを勝手に投与、退院を阻止しようとしたのでした。(それは…アカンやろ…) 久々のキャメロン暴走でした。

ハウスは食材から寄生虫に感染したのではないかと推測、頭蓋骨に孔を開けて髄液を採取して検査することに。しかし髄液採取中、ジョージの視力が喪失、パニック状態になり暴れだして大変なことに…。

寄生虫は発見されず、フォアマンは多発性硬化症でないかと主張、しかし最初の昏睡状態を考えるとやはり糖尿病の可能性が濃いと判断、再度血糖値を検査しようとするキャメロンですが、ジョージが肥満が要因とする検査は受けないと頑なに拒否。

ハウスが弁護士と面談している間、多発性硬化症の疑いはシロとなり、残された可能性は糖尿病に絞られます、ジョージを説得するハウス。むりやり検査用の砂糖水を飲ませようとし、ジョージはガンとして抵抗しますが、もみ合いになった際に、ジョージの手の指の変形を発見します。手のX線写真を撮るように指示します。気管支鏡検査、喀痰細胞診の結果は陽性、ジョージは小細胞肺ガンでリンパ節にも転移していることがわかります。

もって数ヶ月だという酷な結果を告げるキャメロンに、「それが人生…」と悟るジョージ。原因は判明するも、助からないケースは久々なのでなんとも悲しい結末でした。

嫌がらせ刑事にハウスの処方箋のことで質問を受けるウィルソン。虚偽が発覚したら立場がやばくなるぞと脅迫されます。

-感想-

刑事がしつこ過ぎ…何なんでしょうあの執拗さは。他に仕事ないの?職権乱用じゃん!って腹が立ちました。これから裁判になるんでしょうか。にしてもハウスへの絡みかたがイヤらしいです。

今回の患者の最後はちょっと切なかったです。太っている自分の体に自信をもつ気持ちや、偏見と戦うことも立派だと思うけど、それにしてももうちょっと痩せたほうがいいですね、家から出られなくなるのは、なんぼなんでもやばいです。

それとハウスに「座ってろ」と叱られたチェイスが途中から行方不明に…。スネてどっか行っちゃった?何か問題ありそうな予感がするんですが…。

刑事役のデビットモリスってちょっと名の知れた俳優さんだから、この”アナル体温計事件”長引きそうです。

ハウスの味方をするばかりに、とばっちりを受けるウィルソン。脅されて緊張してマス…(写真)。フォグラーの時みたいに、ハウスと命を共にするか、…それとも今回はどっかで見限るのか。

巨漢患者役のプルットテイラービンス。あの贅肉はほんものじゃないと思っていたので、彼がホントはどんな体型なんだろうと調べてみたら、ん…案外本人もダイエットが必要かもっていう体型でちょと驚き。(写真)

確かにあの肉布団を着て演技しようと思ったら、土台の体もカップクよくないと無理ですね。

3 件のコメント:

Garoto さんのコメント...

ブログのリンクをさせていただきました。ありがとうございます。

巨漢ジョージ、実際にも大きな方だったんですね。
あの特殊メイクはご苦労様!って思ったけど。
刑事デビッド・モース、嫌味なキャラがお似合いですね。半端じゃないしつこさにハラハラさせられます。ハウス大丈夫なのかな?

匿名 さんのコメント...

こんばんは♪
ブログリンク、ありがとうございます!
これからも宜しくお願いします。

チェイス、後半出てきませんでしたよね~(笑)
っていうか、ハウスが気にしたのはキャメロンの方だったの?って感じです。
チェイスの気持ちの理由、知りたかったなぁ…。
って、そんな事より(?)ハウスが大変ですね(笑)

匿名 さんのコメント...

>Garotoさんへ
ハウスも刑事も全く引く様子はないので裁判に発展していきそうな気がします。ウィルソンは…味方するあまり、毎回危うい立場にさせられますね。ハウスが潰される前にウィルソンが、まず”みせしめ”に撃沈されそうな感じがします。
ハウスがどんな反撃するのか楽しみです。

>Suubiさんへ
キャメロンは癌ネタ(特に末期)になると、なにか絡んできますね。死別した旦那にせよ、何か特別な思いがあるんでしょうね。
チェイスって、フォアマンの危機の時も確か後半居なくなったというか全然出てこなかったんですよ。「え?チェイスのけもの扱い?」って思ってしまいました。