2008年12月22日月曜日

Brothers & Sisters Season 2 第30話「変わる時期(とき)」

ジャスティンの中毒は進む一方で、クスリを貰うために、友達のバイト先まで押しかけるようになっています。実家に帰ったレベッカはジャスティンの状態を母親のホリーに告白し、ホリー親子ははウォーカー家にジャスティンの実態を伝えました。
そこでレベッカが、ジャスティンをランチを誘って帰宅させたところで、クスリの入ったバックを仕掛けておくと、ジャスティンはそのバックをあさり始めます。ノラに見つかりとぼけるジャスティンでしたが、居間にはホリーとレベッカ、それに連絡の取れなかったトミー以外のウォーカー家全員が集っていました。

自分が疑われていることを悟ったジャスティンは、誰かれ構わず当り散らします。家から出ようとしたジャスティンに対し、キティが出て行くなら家の鍵を変えると言ってガンとした態度で諭します。
相談の結果、再び施設に放り込まれることになったジャスティンでしたが、ノラが何とか家で解毒の看病できないかどうかとみんなに懇願、キティも医者に相談して在宅でもできるというアドバイスを受けて、ジャスティンはどうにか家で治療することに…。

ホリーにトミーの居場所を聞いたソールは、リナの家の番号を教えられ、二人が関係をもっていることを知らされます。ソールが電話をかけるとやはりトミーはリナの家にいました。ジャスティンの事情を話して家に帰ってきたトミーですが、リナとの関係をソールに問いただされて二人は口げんか。それを観てたケビンがソールに訊ねると、ソールは隠そうとしたためにケビンとも言い合いになり、ソールは嫌気がさして家から出て行きます。

ジャスティンの看病中、ケビンとトミーはクールダウンし、リナとの関係やジェイソンとの事を素直な気持ちで語り合いました。トミーはリナの家に行って、二人の関係にきちんとケジメをつけましたが、リナは未練たっぷり。しかもまだワイナリーで働くようですし、きっちり縁が切れたように思えません。

ソールはウォーカー家に戻ってきてノラに驚きの告白をします。自分は男が好きだったと…。ノラはなぜもっと早く言ってくれなかったの?と訊ねますが、ソールは告白の辛さからか、すぐまた家を出て行ってしまいました。

ロバートは、大口献金者の全米豚肉協会会長との会食と、娘のソフィに会う約束をダブルブッキングしたために、会食に娘を同席させますが、ポークリブを前にして私はベジタリアンだと発言し、ロバートを困惑させる態度をとります。ロバートはソフィを優先して予定をキャンセル、二人でスケートを楽しみます。ソフィはキティとの間に子供が生まれることを気にしている様で、ロバートは当面その気はないといいます。
そこにトラビスから豚肉協会会長は詐欺の疑いからFBIがかぎまわっているとの報告があり、豚肉協会関連の献金は全て返却するように命じます。しかし、翌朝の新聞に会食時に取った写真がデカデカと掲載されているのを見たロバートは、トラビスがロバートの指示を無視して献金を優先したことに腹を立て、彼だけを残し、彼の部下を全てクビにすることにします。


―感想―

★★☆☆☆

ジャスティン一色かと思いきや、ソールの遅すぎたカミングアウトが待っていたとは…。今まで本人自身が認められなかったんでしょうね、そういう状況の人って多いと思うし。それにケビンがさきにカミングアウトしてる状態だから、「実は自分も…」って言いにくかったのかなって。自分はまだ両親にしかきちんと話してないんだけど、もし、自分の弟や兄が、自分より先にカミングアウトしてたら果たして自分もできたかなって思うと、ソールの気持ちってなんとなく分かるような気がします。ジョージ・タケイさんを見習わなきゃデス…。

ジャスティンは苦しそうでしたが、逆にあれで完治できるんだろうかって心配です。解毒だけじゃなくてもっと根本的にクスリを絶つセラピーを受けたほうがいいと思いました。
ロバートはクリーンなイメージを厳守するつもりですね。その点はキティとは同じ方向性だと思いますが、この頑なさが仇となる問題もこれから出てきそうです。それにキティとの家庭問題でも意見の相違が表面化しそう…。

5 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ジャスティンは自業自得だけど辛そうでしたね~。これで変われればよいのですが。マキャリスターが子供のことや政治のことを心配して本心を言えない気持ちはよくわかるけど、このせいでキティが傷つきそうで心配です。

匿名 さんのコメント...

マキャリスターの二面性が気になり・・・キティと結婚して政治と前の家族と、そしてキティとの生活とうまくやっていけるのかな?キティは子供が欲しいってお願いしちゃってたし、この先が不安です。
ソールおじさんのようやくのカミングアウト、これで遠慮することなくのびのびと生きていって欲しいです。ケヴィンの遠距離恋愛も暗礁に乗り上げてたんだ。スコッティ可愛いし♪どうなっちゃうんでしょう。

匿名 さんのコメント...

>Nickyさんへ
ジャスティンの解毒は一日で済んだけど、誘惑に勝てるようになるまでは時間がかかるかも。
キティは徐々にマキャリスタのホンネに気づきだすんじゃないでしょうか。結婚や家庭を持つことに夢を抱きがちなキティにロバートがどこまで応じられるかですね。

>Garotoさんへ
キティは子供を産むにも年齢的な問題が絡んでくる年頃なんじゃないでしょうか。政治と家庭の二者択一となったときに、ロバートはどちらを選ぶんでしょうね。
ソールは、どちらかというとまだまだ自分自身を受け入れ切れていない不安定さが残ってる様子なので、”これで晴れて”っていうところまではまだ行っていないような気がしました。
ケビンはちょっぴりザツな性格だから、ジェイソンよりもスコッティみたいな気のきく子がお似合いだと思います。

匿名 さんのコメント...

ソールのカミングアウト。遅いけど、彼なりに
やっと第一歩という感じなのでしょうか。
いずれケヴィンにバレるとして「やっぱりそうじゃ
ないか!」と責めるより、共に理解し合ってほしい
感じがします。
ロバートの目指すクリーンな政治活動…
決して悪い事ではないのですが。
政治についての考えと共に、家族としての考え方も
キティと同じ志になってほしいです。

匿名 さんのコメント...

>suubiさんへ
ソールはオープンになるには少し時間がかかりそうだけど、頑張ってほしいですね。最初ゲイじゃないと否定してたのは、ゲイだけどマイラがタイプじゃなかったからそう言い訳してたのかしらって思いました…。

ロバートは野望を捨ててでもキティを選ぶ勇気があるかですね、そういう場面がますますでてきそうな感じでした。