2008年12月26日金曜日

SHARK/カリスマ敏腕警察官 第8話 「三角関係の悲劇」

白人裕福層の高級住宅街でひき逃げ事件が発生。被害者はジュリーも通う高校の黒人の奨学生エリカ。パーティの帰り道を歩いていて後から車に追突され、彼女は即死状態。まもなく追突した車がジュリーの友達キャットのものだったことが判明、彼女は事件以来姿を消していましたが、彼女の居場所を突き止めて尋ねたところ、睡眠薬とお酒で自殺を図り、倒れているところを発見されます。

彼女は病院に搬送されて一命をとりとめたものの、事件の第一容疑者としてスタークに起訴されてしまいます。しかし、キャットの友達であったジュリーが学校新聞で彼女の無罪を訴える記事を書き、それがマスコミに知れ渡ってしまい、裁判を前にしてスタークはジュリーと親子喧嘩してしまいます。

捜査を進めると、事件発生後に犯行の車が給油している防犯カメラの映像からキャットと付き合っていたベンが同乗していたことが発覚。ベンから事情を聞くと、キャットが酔っ払って運転しようとしたために助手席にのり、やがて道端を歩いているエリカを発見し、逆上したキャットがぶつかっていったのだと答えます。

マデリンとベンが尋問の模擬練習を行います。その様子をカメラでみていたスタークは彼がエリカを本当に好きだったのか疑い始めます。裏を取るためにライナ達はベンを連れてエリカの家を知っているのかテストすると、彼はエリカの家ではないところに連れてこられても気づきません。さらに、エリカのパソコンからキャットとエリカがキスするビデオが発見されて…。

結局三角関係に逆上したのはエドで、キャットはエドをかばうために自分を犠牲にしていたのでした。

スタークには迷惑をかけたことを素直に謝ったジュリーでしたが、友達思いの勘が的中、スタークが一本とられた感じでした。スタークは父と娘という間柄で今ままで避けてきた恋愛話に対しても、これからはちゃんと話していくとジュリーに誓います。



―感想―

★★★☆☆


前からずーッときになってた、クビになった警官アイザック。長いときを経てようやく登場でした。雇うっていってからどこで仕事してるんだろうってずーっと思ってたけど、雇ってたわけじゃなかったんだ…。ライナとコンビ組んでたけど、さっそく二人をかぎまわるマデレンの目ざといこと…。『あなたがつばをつけないなら、味見させていただくわよ』みたいな…。なぜかカワイイキャラのマーティン(自分的には一番好きだけど)がマデレンの眼中にないってのがちょい可哀想…。

しかし、エリカのパソコンのビデオとか、キャットの母親の車?から出てきた恋文とか、フツーに考えたらまず最初にそういうの見つかるでしょ!ってツっ込みたくところも結構ありました。なんか展開急ぎ過ぎ?って感じで、か弱くて自殺未遂して間もない高校生をいきなり起訴してしまうし。たとえ無罪になっても起訴されるって本人も周りの反応も結構な悪影響なのにね…。

仕事はともかくとして、ジュリーとの親子関係は少しずつハードルを乗り越えて進展しています。浜辺で被疑者扱いされていた女子高生を我子のように抱きしめるスタークのGOODなオヤジっぷりが上がってきている様子が伺えました。

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