2009年1月8日木曜日

SHARK/カリスマ敏腕検察官 第10話 「過去からの逃亡」

強盗麻薬犯罪暦のあるジェレミー・クリントンが公営住宅で射殺される。現場にいた女性サラ・メトカーフが逮捕されますが、彼女は夫の財力で、慈善活動に熱心な有名人であり、デブリンの友人でもあった。当初、サラの供述どおり浮気の別れ話が原因だと思われていたが、スタークは銃弾が二発あったことで正当防衛と違う犯行理由があるとにらみます。
親友の逮捕に、デブリンはスタークに黙って拘束中のサラに面会。彼女に故殺を認め、第二級殺人で取引することをアドバイスするが、サラの弁護士からそれを持ちかけられたスタークは、デブリンを牽制し、公平な立場で事件を扱うと誓います。
すると、サラの弁護士から、逮捕される前にミランダ警告(あなたには黙秘権があります…一連の決まり文句)がなされていなかったことを指摘され、結局サラの自白は無効となります。

スタークはサラの裏の顔を暴くことにやっけになりますが、検死の結果二発目は違う銃から発砲されたものだという結果が知らされます。現場からはサラとは違う第三者の毛髪が発見されていて、サラが犯人だという確証がないまま予備審問に突入することに…。
相手側の証人に凶悪犯罪事件の権威ラッセル博士が登場し、サラが打った一発目ではない二発目が致命傷を負わせたと証言。これにより殺人未遂での起訴は却下されてしまいます。

スタークは銃撃したもう一人の犯人像を探ります。まず夫のリチャードを調べることにします。彼は犯行当時娘のジョーダンと家にいたことになっていますが、サラの預金からリチャードが現金を引き出していたことが分かります。同時に、サラの過去に新事実が発覚。彼女の本名はアンジェラ・ウェストンといい、タコマに住んでいた頃に麻薬と売春で逮捕暦がある人間で、被害者のジェレミーとはその時代からのつながりでした。
そこでスタークは、サラが過去の事実を暴露するとジェレミーに強請られていたと想定しします。サラの妹と面会し、サラとジェレミーの関係の裏付けをとったスタークは、家宅捜索でリチャードの金庫から二発目に使われた銃を発見します。
スタークはあくまでサラが犯人と想定し、彼女を新たな動機で再度殺人起訴し、揺さぶりをかけてリチャードをおとす作戦にでますが、裁判官に嫌われてしまったスタークは、被告側の申請通りサラの過去の犯罪暦について問うことができなくなってしまい不利な立場に…。

しかし、犯行現場の近所で、犯行時間に、不審な女性にぶつかられて怪我をしたと訴えていた女性が、サラとリチャードの娘のジョーダンの写真を見て、ぶつかってきたのはこの女性だと証言し、ジョーダンが犯行現場にいたことが分かります。更に、現場で発見された毛髪がジョーダンのものだと発覚します。

被告側は、夫のリチャードを証言台に立たせますが、スタークはジョーダンが現場にいた新事実を暴露して急展開、リチャードにジェレミーの住所を尋ねても、彼は答えられません。
ジョーダンと面会するスタークは彼女から事の真相を聞きだそうとしますが彼女は話そうとしません。そこに、鑑識から、ジョーダンがサラとジェレミーの子供だという事実が発覚し、彼女は拒んでいた真相を知ることになります。

タコマで売春していた時代、ジェレミーにレイプされて身ごもったのが自分だったことを知ったジョーダンは、母親を強請るジェレミーを、銃で撃ちますが、彼は一発目では死なず、彼女を心配して追ってきたサラが、自分がジョーダンの父親だと名乗り出てやると言って、起き上がろうとしたジェレミーに二発目を発射したとのことで、スタークは情状酌量の余地を考慮し、軽警備刑務所での7年で取引します。


一方、ジュリーとの親子関係は、ジュリーがエディの別荘に宿泊してから悪化の一途。スタークはエディに逢う事を禁止させたので、ジュリーは反発します。セックスに対して慎重に行動するように説教するスタークに、ジュリーは母親を引き合いに出して、スタークを非難し、今までなんとかうまくやってきた関係がふりだしに…。


―感想―

★★☆☆☆

デブリンの公私混同ぶりが正直「?」でした…。親友だからって、そんな理由で検察の仕事してていいのかしら?って感じです。
ジュリーは、初体験するために別荘に行った(ような)筋書きなので、ホントは「済」なんでしょうけど、スタークは、娘の性の問題に対して、どう対処していくか、これから見ものです。

アイザックがグイグイ活躍してきて、レギュラーだった他のメンツ(特に男性陣:マーティンとケイシー)の存在感がどんどんなくなってく…。ほとんど女性二人+アイザックで完了してるって感じで、もうちょっと男性陣にスポット当ててほしいです。

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