2009年1月30日金曜日

SHARK/カリスマ敏腕検察官 第13話「シャークの焦り」

不動産王のクロフォードが銃殺され、家宅捜索で犯行に使われた銃の発見場所にあった足跡の靴をもっていたため、クロフォードの息子ディロンが逮捕されます。父親とは不仲だった彼は、高校の美術部の女性教師エリーと親密なメールのやり取りをしており、さらにディロン自身がエリーと恋愛関係にあり、彼女がサンディエゴで銃を手に入れて、父親から自分を守ってくれたのだと自供します。スタークはエリーに焦点をしぼります。

拘置所に入れられたエリーは、無罪を主張しますが、スタークは強引に罪を被せて取引に持ち込もうとします。これには先週のウェインを取り逃がしてしまった焦りがあるようです…。しかしエリーは断固として拒否。スタークは闘志を燃やします。

公判がはじまり、ディロンが証言します。スタークは彼にエリーとの肉体関係について証言させましたが、相手側の弁護士から、エリーの腰にあるタトゥーを知らなかったことが暴かれて、裏を取らずして自供だけに頼っていることを露呈してしまうことに…。急ぎすぎたスターク側の雲行きが怪しくなり始めました。

一方ディロンのスケッチブックの描跡から、破られたページにはクロフォードの現在の妻ソニアのヌードをスケッチしていたことが判明し、事態は急展開。
ソニアは財産目当てでクロフォードと結婚していたが、離婚されては元も子もないので、継子であるディロンに乗り移る計画だったようです。

これでエリーは全くの無関係だと思われたのですが、スタークは即時釈放に待ったをかけます。エリーの公判を続行させ、その証人としてソニアにしゃべらせて不意打ちするという作戦(なんかややこしい)らしいのですが、ライナは無実のエリーを釈放しないのは道理に反するとしてスタークと対立します。しかしライナが泊まったホテルのカードキーがソニアのサンディエゴでの行動を暴くヒントとなります。

スタークは証人として出廷したソニアに対し、銃を購入した黒人男性まで傍聴席に登場させ、エリーの裁判でソニアを真犯人扱いする展開を見せたため、ソニアは弁護士を要求、裁判官も休廷を命じますが、スタークはそのまましゃべり続けたために、裁判官から法廷侮辱罪で逮捕されてしまいます。

結局クロフォードを銃撃したのはディロンで、彼は成人扱いで15年、殺害を仕組んだソニアは25年の刑期をデブリンから言い渡されました。

ジュリーは、ウェインから身を守るためにスタークが雇ったドノバンという若いボディガードに護衛されます。スタークが留置所に入って帰ってこないため、ジュリーはドノバンを自宅でのディナーに誘ってました。


―感想―

★☆☆☆☆

「シャークの焦り」というか、ん?…何がやりたかったの?って感じでした。自分が侮辱罪で逮捕されるくらいならソニアを起訴してちゃんと裁判した方がよかったんじゃないのかなって…。デブリンも「あらら…」って顔でした。
弁護士時代は百戦錬磨だったセバスチャンだったのでしょうけど、こんな動揺してアセって変な展開になってしまって大丈夫なのかと思ってしまいました。それに美術部の女性の先生が気の毒です。スタークを逆に訴えてもいいくらいのこと暴言してたような…。

ライナとアイザックやっぱり急接近でした。なんかこの二人絶対付き合い始めそうって思ってたので…。だけどアイザックって女房持ちじゃなかったんですね。

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

前回の敗訴がかなり響いてる感じでしたね。
スターク、確かに焦ってたし。
でも法廷侮辱罪で投獄なんていうことは彼にとっては大したダメージではないみたい。
そして振り回されちゃった先生はお気の毒でした。
金持ちの息子の悲劇・・・元をたどれば父親が悪女と結婚したのが間違いなんだと思いますが(苦笑)

なかなか簡単にライナになびかないアイザック。何か理由があるんでしょうか。そこが素敵ですが。

匿名 さんのコメント...

>Garotoさんへ
確かに、かなりショックだったんでしょうね。真実を突き止めたい熱心さにはすごく関心しますが、ちゃんと段取り踏まないとね…。僕も、最初あんな女をなんで嫁にしたのよ?って思いました。

ライナとアイザック、何となくアリかなって思いましたが、ライナから誘うとは…。個人的にはアイザックはやっぱクールでいてほしいです。

匿名 さんのコメント...

>弁護士時代は百戦錬磨だったセバスチャン
そうなんですよね~。私は最初の検察官へ転職するキッカケの時も、イマイチな理由だと思っていました。百戦錬磨なシャークなのにって。
まぁ、今回はジュリーへ危害が及ぶというのもあるので、あんな風に後遺症?が残ってバタバタしたのかもしれませんが…
クールなアイザックとライナの今後の動向も気になります♪